Date: 2013.12.10
Author: madoka

レフトハンド・ブルワリー見学 – 2013年アメリカの旅 #2

How have you been?
AQのサカモトです。

あっという間に師走ですね…。お待たせしました<(_ _)>アメリカの旅#1 レフトハンドのブルワリー見学についてです!!

コンセプトやデザイン、ビール共に私も大好きでして、ブルワリー訪問をとても楽しみにしていました。
一方、洪水にみまわれたという話も聞いていたのでクルーの皆さんや工場の被害は大丈夫だったか心配でもありました。

コロラド州の中心デンバーから、車で約1時間。壮大なロッキーマウンテンを左手にほぼ直進するとたどり着きます。

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到着!!
この左手(コロラドの現地先住民ナイワット(左手)族からきたもの)に期待値急上昇!!ロゴ、可愛いですよね!

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このころのコロラドは肌寒く紅葉の時期。タップルームから紅葉を眺めつつ頂くビールは最高なんだろうな…と想像を膨らませながら、早速事務所へ。

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中に入ると、そこはもうレフトハンドワールド。ランドが作れるのでは!!と思うほど
ビールのモチーフとなっている動物たちやキャラクターが壁中、そして空中に!!外観からは想像できないほどカラフルで居るだけで楽しくなる、そんな雰囲気でした。

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早速ですが、レフトハンドが最初に造ったビールにしてその年にGABF金賞受賞のSawtooth ESBをいただきました。ん~現地で飲むソートゥースはまた格別です。フレッシュホップのグラッシーさがたまりません!

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受賞歴がずらり。スタンダードが常に入賞は素晴らしいことですよね!!

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レフトハンドチェアー!特等席です。

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そして、清潔で明るい工場内。ほんのり麦汁の香り。そしてやっぱり床は赤~!工程ごとに部屋が分かれています。結構、広いです。

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アメリカンタイプの樽は、20Lで大きい!とよく日本で言われますが、アメリカではAQの樽(keg)のことをminiと言われています!AQ Bevolution mini keg です。わお!

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Thank you for great beer!とても気さくで素敵なお二人。
社長のEric(右)と副社長のChris(左)です^^

ここは瓶詰めルーム。なんだか愉快な音楽が流れていて、夢があります。
皆さんリラックスして働かれているのが印象的でした。

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ちょうど、ミルクスタウトナイトロの箱詰め中でした!人気のため、造ってはすぐに完売だとか。

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洪水の話に戻りますが、2013年9月にこの辺一帯、大洪水にあいました。
このグレーのラインまで一面水浸しだったとのこと。

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セイントヴレイン(レフトハンドのビール名にもありますが)この川から氾濫したのですね。

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tripel(トリプルエール)

醸造所とセイントヴレイン川がこんなに近いとは!(※この後ろ側が工場です)

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今となっては穏やかな清流ですが。

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がれきや倒木がまだ少し残っていました。

ここの駐車場も全部川になり、ビールを出荷できずに困ったそう。泥をかいて、やっとこの状態にもどったとのこと。

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工場は一段高くなっていたのでぎりぎり中まで水は入らなかったそうですが、人は全く入れない、仕事もできない。
やれやれという感じで、醸造所の屋根の上からビール片手に眺めていました。

ともあれ、復興し皆さんご無事で本当に何よりです。

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最後に案内してくださったEric & Chrisと記念撮影!

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これからもレフトハンドらしい、ユーモアなビールをお願いします!

Cheers.