Drake’s Brewing
カリフォルニア ベイエリア
80年代よりベイエリアのコミュニティ育成に尽力してきたホームテイスト
その時代
Drake’s Brewingはサンフランシスコ ベイエリアのクラフトビール史に大きく関わるブルワリーであり、現在このエリアで最も古い独立したブルワリーであると言えます。co-ownerのJohn Martin(ジョン・マーティン)は、1985年にTriple Rock Brewpubを設立。そして、そのTriple Rock Brewpubのヘッドブルワーが1989年にDrake’s Breweryを立ち上げました。それはマイクロビールと呼ばれていた、誰もクラフトビールとは何か知らない時代でした。
地域再建とコミュニティの創造

Drake’sの本拠地であるイーストベイと呼ばれるオークランドエリアは再建が厳しくなった工業地帯です。Drake’sは、この地域再生のために大きく活躍してきました。醸造所は、自動車メーカーDodge社の古い工場を活用。そして彼らのタップルーム&レストランDealership TaproomとThe Barnは元々Dodge社の自動車販売店(dealership)でした。彼らはその跡地を保護し、元々あった資材を活用することに最善を尽くしました。どちらの店舗も地元の食材を使い、アウトドアのシートスペースやオープンテラスがあり、家族や地元の人々が集まる場所となりました。コミュニティを創り大切にしていくことは、Drake’sのフィロソフィーの要であり、成功の大きな理由であり、イーストベイの”ホームブルワリー”と見なされている理由でもあります。

Drake’s Breweryの特徴

Drake’sは何度も飲むことができる高品質のビールを人々は求めていると信じ、バランスの取れたドリンカブルなビールを醸造することから始まりました。そして30年以上の歴史の中で、ピルスナーからバーレーワイン、バレルエイジドサワーまで数々の種類へと実験・醸造を重ね、あらゆるメダルを獲得して来ました。フラグシップの”レギュラービール”と言えるビールは今もベストセラーとなっています。彼らのIPAは、GABFで2002年に金賞受賞、2004年に造られたDenogginizerに関してはアメリカで最初の有名なダブルIPAの1つとなり、ベイエリアのレジェンドであると共に今も尚変わらず人気があります。ご希望の通り、ヘイジービールも造っています!

出会いと再会

1985年のTriple Rock Brewpubがオープンした当時、Mr.AQはカリフォルニア大学バークレー校(U.C. Berkeley)に在籍していました。Mr.AQはTriple Rockの最初の客の1人であり、足繁く通う常連の1人となりました。それから間も無くDrake’sファンとなり、実家に帰った際はDrake’sのビールが常に冷蔵庫にあるほど、彼らのビールはカリフォルニアでの生活に密着していました。本当に多くのブルワリーが何年にも渡り開業してきましたが、新しいものを追い求めている中である種Drake’sを当然のことと捉えていたように思います。彼らがブルワリー訪問と日本へのインポートに関する話を持ち出してくれた時、状況を知りたいと思っていました。さて、Mr.AQはビールを飲むや否や!・・・吹っ飛びました!
手始めにスタンダードのラインナップをテイスティングしましたが、そのビールたちは最前線におり、以前と同じくバランスがありドリンカブルで美味しかったのです。その後レギュラービールからスペシャルビールへと段々飲み進めましたが、全ての一口一口は、味のコンビネーションがどんなに革新的であろうとそれぞれのビールのバランスは完璧で、そのベースの中できちんと造られていると気づきました。『僕は幸せでした。』それはうちに帰ってきたような感覚でした。

Mr.AQのホームブルワリー 、サンフランシスコ・ベイエリアのクラシックかつ革新的な味わいをお楽しみ頂けると確信しております。あなたもホームに帰ってきた気持ちになることでしょう!!